2026年01月26日
干し柿には、製法の違いで「あんぽ柿」と「ころ(枯露)柿」と呼ばれる2つの種類があります。歴史的にも奈良時代の正倉院文書に「干し柿を売り買いした」という記録が残されており、古くから珍重されて来た事が分かります。
*あんぽ柿
通常の干し柿と違い、渋柿を硫黄で燻蒸して(色味を保つ為の製法)乾燥させた半生タイプのもの。水分量が多く(約50%)羊羹のように柔らかくとろりとした食感が特徴です。柿の品種は甲州百目、勝平、大和百目などです。
皮をむいて天日に干すことから「天干し柿(あまほしがき)」と呼ばれ、これが変化して「あんぽ柿」になったという説があります。
*枯露柿
甘み成分が結晶化して白い粉が吹いてくるまで、あんぽ柿よりも長く干して作ります。
(水分は約25~30%)20日間ほど乾燥させた後、更に藁を敷いた棚に柿を並べ棚干しします。この時よく日が当たるようにころころと転がしたことから「ころがき」と名前がついたと言われています。柿の品種は主に甲州百目、飴色で濃厚な甘みとねっとりとした食感が特徴です。
武田信玄が保存食として推奨したことから生産が広まり、のちに徳川将軍家にも献上されました。
*晩秋の風物詩「枯露柿のカーテン」を見に行こう!
重要文化財の旧高野家住宅「甘草屋敷」(甲州市塩山駅すぐ)は江戸時代の古民家を保存し、当時の暮らしぶりを伝えています。晩秋にはオレンジ色に輝く沢山の枯露柿が吊るされています。
ここは春夏秋冬の美しい佇まいが楽しめるお勧め観光スポットです。
出典 JAフルーツ山梨HP 甲州市㏋より

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