コラム

Cave de ワイン県風 ブドウの愉しみ方

ブドウとお酒の相性探索

ブドウが美味しい季節になりました、今回は山梨を代表する果物の葡萄と相性の良いお酒を紹介いたします。

 

シャインマスカット

アルプスワインシャインマスカット  スペシャルリザーブ 2022

ブドウはワインへと醸造される過程で果実そのものが持つ香りはより複雑な香りへと変化するものですが、マスカット系の葡萄はワインとなっても特徴的な甘やかな香りを残すものが多く、生のマスカットとも相性がよいです。

シャインマスカット2房を贅沢に使ったワインと、張りのよい歯ごたえの果実を同時に味わうのは、旬ならではの愉しみと言えそうです。

 

デラウェア

モンデ酒造  デラウェアスパークリング

高価なものも多いブドウの中では比較的手軽に楽しめるデラウェア種、気軽に楽しめる缶ワインとあわせてみてはいかがでしょうか。

しっかりと冷やしたデラウェアひと房分をグラスの中に皮をむいて落していき、これまたキンキンに冷やしたデラウェアスパークリングワインを静かに注いだら見た目にも涼やかなカクテルの出来上がりです。

 

巨峰&ピオーネ

山梨銘酒  七賢なま生  純米生酒

日本酒は非常にドライな口当たりのものもあるワインと違い、辛口とされるものでも甘味をあわせもっており、それを橋渡しとしてしっかり甘い巨峰とも爽やかに甘いピオーネとも口中で馴染んでゆきます。

ブドウの香り、甘味が日本酒を含むことにより強調されます。良い意味で干渉しあわない、ちょっと不思議な組みあわせです。

フルーツ大国 山梨県 秋の味覚 ブドウは生産量日本一

当店で扱っている生産者さんの技術をご紹介します!

マルサフルーツ古屋農園 笛吹市一宮町 シャインマスカット

<味わいの秘密> ブドウ本来の甘さや香りを最大限まで引き出すために、樹上で完熟させてから収穫するそうです。濃厚な甘 さをぎゅっと詰め込んだシャインマスカットを頬張ると、たっぷりの果汁と芳醇な香りが弾けるように広が ります。一つひとつの粒がはじけるように輝き、それはまるで「宝石」のよう!

<栽培のこだわり> 畑の地面でライ麦を育て、高さ20cm程度まで育ったところで刈り取ります。刈り取ったライ麦が枯れると自 然の肥料となり、ブドウの栄養分になります。土を毎年循環させる安全な「土づくり」を行っています。

天野ブドウ園 甲州市勝沼町 巨峰 藤稔 シャインマスカット など

<恵まれた環境で作られるブドウ> 畑からもよく見える鳥居平(とりいびら)は、ブドウ作りに最良と言われています。甲府盆地の東、斜面に山 焼きの鳥居型があるあたりは「笹子おろし」と呼ばれる冷たい風の影響を受けて甘みを蓄えます。そんな恵 まれた場所で栽培されたブドウは粒も大きく、実付きも良好です。今シーズン、日中は日本で1,2を争う気温 が続いているものの、黒系ぶどうの着色に不可欠な昼夜の寒暖差も大きいため着色も進み順調に育っている そうです。

<親子2代で多品種を手掛ける>勝沼町でブドウを栽培することは、販売のためだけでなく近隣のブドウ畑一帯の景観価値を大切に守ってい くためでもあります。栽培は主にご両親がおこない、販売は主に息子さん夫婦により行われています。

夏のほうとう “おざら”

夏のほうとう!? “おざら”

山梨のご当地麺といえば“ほうとう”ですが、夏にぴったりの麺“おざら”はご存知 ですか? 太く平たい麺を、下茹でせずに味噌で煮込むのが“ほうとう”。 ほうとうよりも細く、冷やした麺を、温かい醤油ベースのつゆにつけて食べるのが “おざら”です。

山梨は盆地のため、冬は極寒。夏は猛暑。 冬はスープが冷めづらく、体を温める“ほうとう“が好まれ 夏はツルっと喉越しの良い“おざら”が好まれます。 米が貴重だった時代には暑い時のごちそうとしてつくられていました。 “ほうとう“も“おざら”も具材の決まりはなく、お好みの野菜を入れて作ります。 “おざら”のおすすめは千切りにしたにんじんや玉ねぎ、しいたけ、油揚げなどを入 れて具沢山に! 三つ葉やミョウガなどの薬味を加えても爽やかで良いですね♪ 調理のポイントは、茹でた麺を氷水でしっかりさらすこと! 麺がしまって、つるつるとしたのど越しが味わえます。 つゆは温かくして食べることが一般的ですが、冷たいつゆでも美味しいですよ。

【Cave de ワイン県やまなし風アレンジ】

レストランでは、当店アレンジの“おざら”が愉しめます。 ガスパチョをベースに、姉妹都市“四川省”のスパイスを加えた冷たいつゆ。 麺には季節のフレッシュ野菜をたっぷり盛り込んだ、涼しげなメニューです。 夏季限定メニューになりますので、是非お召し上がりください♪

Cave de ワイン県風 おざらの愉しみ方

Cave de ワイン県風 おざらの愉しみ方

おざらとお酒の相性探索


今回は山梨を代表する夏の料理、夏の「ほうとう」=おざらと相性の良いお酒をを紹介いたします。

冷やしたほうとうと温かいしょうゆとみそベースのつゆで食べる伝統的なおざらと合わせる

①ビール

特にのどごしのよいピルスナータイプは食べ終わりまで口中を爽やかに保つことができて、おざらをよりサッパリと楽しめそうです

②日本酒

キリッと冷やした生酒はまろやかにおざらの後味まで包み込んで、ゆったりとした気分で食事ができそうです

③スパークリングワイン

活発な泡立ちが口中をリフレッシュしてくれます。シンプルでドライ過ぎないものが素朴な味わいに寄り添います

 

 

当店特製の季節限定メニュー「おざら 鶏ひき肉のラグー 四川風」と合わせる

ガスパッチョと冷し担々麵とサラダのいいとこどりのこちらの料理には以下のワインを

 

①シャトーマルス デラウェア オランジュ

ほのかな甘さと旨味が料理の酸味、塩味、辛味と一体化します

②マンズワイン 酵母の泡スパークリングブリュット

キリッとドライな味わいが料理に包み込まれている野菜の甘味を引き立てます

③カンティーナヒロ Partenza ヤマソーヴィニョン

料理の四川風のスパイスとヤマソーヴィニョンの持つスパイシーさが同調します

Cave de ワイン県風 桃の愉しみ方

Cave de ワイン県風 桃の愉しみ方

桃とお酒の相性探索


桃の季節になりました、今回は山梨を代表する果物の二大巨頭の一角を担う桃と相性の良いお酒を紹介いたします。

やまなしベッリーニ

やまなしベッリーニは白桃ジュースと甲州スパークリングワイン で造るcave de ワイン県やまなしオリジナルカクテルです。

スッキリした甘さでいろいろな前菜と相性が良いのですが、特に山梨県産生ハムのスライスとの組み合わせはそれぞれの甘味とハムの塩味が桃の香りと一体となり、ディナーの幕開けにピッタリ。

 

ズグロッピーノ

ズグロッピーノはレモンシャーベットを使ったイタリアのカクテル

桃にもほのかでやわらかな酸味があるのでレモンとも相性が良いです。

 

おすすめレシピ

やまなしズグロッピーノ(4人分)

アサヤワインビネガー(桃)大さじ1

レモンシャーベット大さじ6

ウォッカ100ml

甲州スパークリングワイン200ml

 

富士北麓蒸留所ハイボール

熟成した桃と一緒に召し上がっていただくと、ハイボールの苦み、アルコール感が桃の風味を引き立てます。

桃を凍らせカットしてロックアイスの代わりに浮かべるのもおすすめです。

 

山梨銘醸 七賢 星の輝

山梨県名物同志の組合せ、お互いが持つ甘味が美味しさを高めあいます。

これから旬を迎える やまなしの桃

 山梨県の桃の生産量は国内シェアNo.1

3400トン、全国の31%を占めています。(2020年度)

Cave de ワイン県やまなしで7月いっぱいフレッシュな桃が店頭に並びます。

桃は一週間一品目を目安に品種が変わっていきますので

目にも飽きることなく、多くの桃の品種を楽しむ事ができます

 

7月>ちよひめ → 日川白鳳 → 夢しずく → 白鳳 → あかつき

8月>浅間白桃 → 一宮白桃 → 夕空 → ゴールデンピーチ

                     ~マルサフルーツ古屋農園Webサイトより~

 

熟した桃は香りも味も良いですが、山梨県民は硬い桃が好き

くし形切りにして皮ごと食べるんです

今年はぜひ桃の品種に注目して、色々と味わってみてくださいね♪

Cave de ワイン県風 ビールの愉しみ方

Cave de ワイン県風 ビールの愉しみ方

富士桜高原麦酒のビールとの相性探索
富士桜高原麦酒ののビールは様々な賞を受賞している山梨を代表する地ビールです。
cave de
ワイン県やまなしでは店頭及びレストランにて扱っております。
今回はそれぞれのビールと相性の良い料理を紹介いたします。

ピルス(スッキリ 爽やか

富士桜ポークとワインラム

2種のソーセージ

世界中で愛されているコンビ、

ピルスがおいしく口をリセット、

一口毎に肉の旨みを楽しめます!

 

ヴァイツェン

(フルーティ まろやか

富士の介サーモンのマリネ

キングサーモンとニジマスの

いいとこどりな富士の介のきめ細かで

甘くやさしい味わいにマッチ!

 

シュヴァルツヴァイツェン

(フルーティ ロースティ)

鹿肉のブーダンノワール風

鹿肉と豚の血と脂の噛むたびに

感じる奥深い旨みの掛け算!

 

ラオホ

(スモーキー 口当たりやわらか)

ベーコンと野菜のキッシュ

スーパースモーキーな個性派

キッシュのやさしい味わいと

香ばしさがビールに寄添います

富士桜高原麦酒

やまなしのクラフトビール

富士桜高原麦酒

~ドイツ仕込みの製造技術と富士の豊かな自然で生まれた”至福のクラフトビール”~

(富士桜高原麦酒HPより引用)

 

富士の北麓、標高1000mに醸造所を構える「富士桜高原麦酒」。

富士の良質な軟水を使用し、ドイツ仕込みの醸造技術をベースに造られたクラフトビールはまさに至福の味。

 

人工的に加えた炭酸でなく、発酵中に生まれる自然な炭酸はきめ細かくクリーミーな泡立ち。

一口飲めば思わず“旨い!”と唸ってしまう。職人技が詰まったビールです。

 

1997年に誕生してからは、”何杯でも飽きずに飲めるビール”を目指し試行錯誤。

今では世界136以上の賞を受賞する、“世界に認められた地ビール”として人気を集めています。

 

 

Cave de ワイン県やまなしでは、物販・レストランの両方で取り扱いがございます。

【Cave de ワイン県やまなしでも味わえる定番クラフトビール】

  • ピルス

悩んだらコレ!

ホップの刺激が効いたプレミアムラガー。クリアなキレと爽快なのど越し。

 

  • ヴァイツェン

フルーティーで華やか♪

小麦モルト50%以上の白ビール。絹のように滑らかな泡まで愉しんで♪

 

  • シュヴァルツヴァイツェン

芳ばしいロースト香とヴァイツェンの爽やかさが融合した黒ビール。

 

  • ラオホ

スモーキーな香りがクセになる、ブラウンビール。マイルドな口当たりが魅力。

富士桜高原麦酒ポスター

Cave de ワイン県風 ワインの愉しみ方

 

富士の介サーモンを使った料理にあわせるワイン

 

富士の介はキングサーモンとニジマスをかけ合わせた魚ですが、「富士の介のおいしさ」というと、サーモンやニジマスと比較してくさみやクセが少なく肉質がきめ細かく保水性が高く適度に脂ものっているので焼いても固くなりにくく旨みを留めやすいというところにあります。

今回は当店の富士の介を使った定番の冷菜と相性のよい組み合わせのワインを紹介いたします。

 

富士の介サーモンのマリネ

捌きたての身を荒塩など独自の調合のシーズニングでマリネ及び軽くスモークすることにより、余分な水分を抜き身を引き締めつつ味つけをしています。

フレッシュハーブ、リコッタチーズ、ハーブマヨネーズ、レモンオイルなどを添えて提供しております。

 

ニュー山梨ワイン醸造 フリーラン 甲州 2021

 

笛吹市内で栽培された甲州で造られたワインです。

ブトウを無理に潰さず流れ出す上澄み果汁(フリーランジュース)を使用しているのが特徴です。

爽やかな和柑橘とハチミツの香りと軽やかな甘味の白ワインに仕上げられています。

 

組み合わせのポイント

 

甲州ブトウはピンクがかった果皮をもっており、その個性を活かして様々なスタイルのワインがかもされますが、こちらのワインは果皮の渋みを極力引き出さないフリーラン果汁仕立てのピュアな香りとスムーズ口当たりのなフレッシュ甘味が富士の介サーモンマリネのもつ身の甘さとワインの調和しつつ、付け合せのハーブ等の香りにワインの香りの柑橘感があたかもあつらえたドレッシングのように寄り添います。

富士の介

四方を山に囲まれ、豊かな水資源を持つ山梨県では、古くからマス類の養殖が盛んです。特に、冷たくきれいな水を好むマス類の養殖に最適で、マス類の養殖は日本全国でも有数の生産量を誇っています。

『富士の介』は、マス類で最高級とされるキングサーモンと県内で生産量No. 1のニジマスを交配し、山梨県水産技術センターが開発した山梨県オリジナルのブランド魚です。

2007年から研究がはじまり、 2019年から流通が開始されたまだまだ新しい魚です。

名称は一般公募により決定しました。

  • 富士山という最高峰のイメージ
  • 味・サイズ共に高く評価されるキングサーモンの和名『マスノスケ』のイメージ

これらを重ね合わせ山梨県を代表する魚となってほしいと期待されてこの名称が選ばれました。

『富士の介』は、ニジマスから受け継いだ養殖のしやすさとキングサーモン由来のきめ細やかな身質、ほどよくのった上品な脂を受け継いでいます。

また、アスパラギン酸、グルタミン酸などのうま味成分は、ニジマスの約1.6倍もあります!

Cave de ワイン県やまなしでは「富士の介サーモンのマリネ」と「低温調理した富士の介サーモンのソテー サワークリームとディルのソース」を提供しております。

富士の介未体験の方は、ぜひお召し上がりいただきたいです!