コラム

富士桜高原麦酒

やまなしのクラフトビール

富士桜高原麦酒

~ドイツ仕込みの製造技術と富士の豊かな自然で生まれた”至福のクラフトビール”~

(富士桜高原麦酒HPより引用)

 

富士の北麓、標高1000mに醸造所を構える「富士桜高原麦酒」。

富士の良質な軟水を使用し、ドイツ仕込みの醸造技術をベースに造られたクラフトビールはまさに至福の味。

 

人工的に加えた炭酸でなく、発酵中に生まれる自然な炭酸はきめ細かくクリーミーな泡立ち。

一口飲めば思わず“旨い!”と唸ってしまう。職人技が詰まったビールです。

 

1997年に誕生してからは、”何杯でも飽きずに飲めるビール”を目指し試行錯誤。

今では世界136以上の賞を受賞する、“世界に認められた地ビール”として人気を集めています。

 

 

Cave de ワイン県やまなしでは、物販・レストランの両方で取り扱いがございます。

【Cave de ワイン県やまなしでも味わえる定番クラフトビール】

  • ピルス

悩んだらコレ!

ホップの刺激が効いたプレミアムラガー。クリアなキレと爽快なのど越し。

 

  • ヴァイツェン

フルーティーで華やか♪

小麦モルト50%以上の白ビール。絹のように滑らかな泡まで愉しんで♪

 

  • シュヴァルツヴァイツェン

芳ばしいロースト香とヴァイツェンの爽やかさが融合した黒ビール。

 

  • ラオホ

スモーキーな香りがクセになる、ブラウンビール。マイルドな口当たりが魅力。

富士桜高原麦酒ポスター

Cave de ワイン県風 ワインの愉しみ方

 

富士の介サーモンを使った料理にあわせるワイン

 

富士の介はキングサーモンとニジマスをかけ合わせた魚ですが、「富士の介のおいしさ」というと、サーモンやニジマスと比較してくさみやクセが少なく肉質がきめ細かく保水性が高く適度に脂ものっているので焼いても固くなりにくく旨みを留めやすいというところにあります。

今回は当店の富士の介を使った定番の冷菜と相性のよい組み合わせのワインを紹介いたします。

 

富士の介サーモンのマリネ

捌きたての身を荒塩など独自の調合のシーズニングでマリネ及び軽くスモークすることにより、余分な水分を抜き身を引き締めつつ味つけをしています。

フレッシュハーブ、リコッタチーズ、ハーブマヨネーズ、レモンオイルなどを添えて提供しております。

 

ニュー山梨ワイン醸造 フリーラン 甲州 2021

 

笛吹市内で栽培された甲州で造られたワインです。

ブトウを無理に潰さず流れ出す上澄み果汁(フリーランジュース)を使用しているのが特徴です。

爽やかな和柑橘とハチミツの香りと軽やかな甘味の白ワインに仕上げられています。

 

組み合わせのポイント

 

甲州ブトウはピンクがかった果皮をもっており、その個性を活かして様々なスタイルのワインがかもされますが、こちらのワインは果皮の渋みを極力引き出さないフリーラン果汁仕立てのピュアな香りとスムーズ口当たりのなフレッシュ甘味が富士の介サーモンマリネのもつ身の甘さとワインの調和しつつ、付け合せのハーブ等の香りにワインの香りの柑橘感があたかもあつらえたドレッシングのように寄り添います。

富士の介

四方を山に囲まれ、豊かな水資源を持つ山梨県では、古くからマス類の養殖が盛んです。特に、冷たくきれいな水を好むマス類の養殖に最適で、マス類の養殖は日本全国でも有数の生産量を誇っています。

『富士の介』は、マス類で最高級とされるキングサーモンと県内で生産量No. 1のニジマスを交配し、山梨県水産技術センターが開発した山梨県オリジナルのブランド魚です。

2007年から研究がはじまり、 2019年から流通が開始されたまだまだ新しい魚です。

名称は一般公募により決定しました。

  • 富士山という最高峰のイメージ
  • 味・サイズ共に高く評価されるキングサーモンの和名『マスノスケ』のイメージ

これらを重ね合わせ山梨県を代表する魚となってほしいと期待されてこの名称が選ばれました。

『富士の介』は、ニジマスから受け継いだ養殖のしやすさとキングサーモン由来のきめ細やかな身質、ほどよくのった上品な脂を受け継いでいます。

また、アスパラギン酸、グルタミン酸などのうま味成分は、ニジマスの約1.6倍もあります!

Cave de ワイン県やまなしでは「富士の介サーモンのマリネ」と「低温調理した富士の介サーモンのソテー サワークリームとディルのソース」を提供しております。

富士の介未体験の方は、ぜひお召し上がりいただきたいです!

cave deワイン県風 ワインの愉しみ方

丁寧に造られ熟成されるワインと料理の組み合わせ

 

江井ヶ嶋酒造 シャトーシャルマン カベルネ・フラン 尾白 2016

山梨県のなかでも標高が高い北杜市、白州町で造られています。

北杜市は日照量が豊かで日中の寒暖差が大きく水捌けもよく、日本のワイン銘醸地として注目されています。

多くの素晴らしいワインを産する北杜市のワインですが、今回は全国的にもなかなか珍しいカベルネ・フラン種から造られたワインを紹介いたします。

ブラックベリーのコンポートのような果実の香りと樽熟成に由来するヴァニラの香り、味わいに凝縮感があり、渋みがやや豊かなワインです。2016年産で、熟成により風味がまろやかになりつつあります。

こちらのワイナリーでは、収穫された葡萄の状態により飲み頃を判断します。2016年収穫のカベルネ・フランはより寝かせてからという判断から通常より2年近く販売を遅らせたというクラフトマンシップ溢れる逸話もあり、おすすめです。

 

甲州味噌でマリネしたワインラム ランプの藁焼き

甲州味噌をベースに3日間マリネしたワインラムのランプ肉を藁焼きで仕上げる当店の新メニューです。

ワインラムはくさみの最大の原因である生草を与えず、極上の乾燥牧草と穀物、ポリフェノールを豊富に含んだ山梨県産赤ワインのパミス(ブドウの皮など絞りかす)を混ぜた餌を適切に与えることで、よりきめ細かく柔らかな肉質へと向上させています。

そのワインラムのランプ肉をマリネして藁焼きにすることにより、よりくさみを取り除き旨みを加えて更に凝縮させた料理です。

 

当該料理とワインのペアリング

薫香とともに噛むほどに広がる肉の旨みと香ばしさ溢れる料理、仄かな樽香とともに柔らかい口当たりの熟成されたワインの組み合わせです。

肉がまとった薫香とワインの持つ樽熟成由来のロースト香が絡み合い、肉の焼き目の香ばしさとレアに仕上がった内側のジューシーさにワインが熟成していることによりブラックベリーのコンポートを煮詰めたソースのように料理に寄り添います。

2つの逸品ぜひあわせてお召し上がりください。

北杜市のワイン特区制度

北杜市のワイン特区制度

山梨県の中央に広がる甲府盆地の北西部に位置する北杜市。

標高が高く傾斜地は水捌けが良く、日照時間も長いためワイン用ぶどう栽培に適した土地です

2008年にワイン特区「北杜市地域活性化ワイン特区」として認定され、ワイン産地として注目されています。

ワイン特区とは?

“果実酒製造業に参入しやすくなる区域のこと”

もっと沢山の人がワインを造れるよう、製造量のハードルを下げて、地域の活性化にも繋げよう!という制度です。

もともとワイン(果実酒)の製造免許を取得するには、酒税法の規定で“年間6000リットル以上の製造量が必要”とされるのですが、ワイン特区ではこの基準が “ 2000リットルに引き下げられる ” 又は “ 適用外 ”になります。

(農家民宿などの自家栽培のぶどうでワインを造って、お客様に提供するようなケースは適用外)

この制度によって、家族だけでブドウ畑を営むような小さな団体でもワイナリーを持つことが可能となるのです。

山梨県では、北杜市の他に韮崎市が対象となっており、今や「ワイン特区」日本全体で増え続けています。

こういった取り組みで注目を集めている北杜市のワイン。

小規模ながらも高品質なワインを生産するワイナリーも年々増えています。

地域に着目したワイン選びも楽しいですね。

当店でもたくさん取り扱いがありますので、是非参考にしてみてください

甲州富士桜ポーク

山梨県は牛肉と並び豚肉の生産が盛んな地域です。

「甲州富士桜ポーク」は、山梨県の畜産試験場の研究開発によって生み出された山梨県産銘柄豚です。

 

<誕生までのエピソード>

昭和34年に山梨県が相次ぐ台風で大きな被害を受けた際、アメリカ・アイオワ州に住む米軍曹長のリチャード・トーマス氏の尽力により、35頭の種豚、飼料用とうもろこし1500トンが復興支援として贈られました。これをきっかけにアイオワ州と山梨県は姉妹県州となります。

アイオワ州から導入した種豚を元に1990年にはランドレース種系統の「フジザクラ」が、2012年にはデュロック種と黒豚のバークシャー種を掛け合わせた「フジザクラDB」が、それぞれ開発されました。2013年にこの2種を交配させて誕生したのが「甲州富士桜ポーク」です。

「甲州富士桜ポーク」は「フジザクラDB」のきめが細く柔らかな肉質や上質な脂肪という優れた特性を受け継ぐ、「フジザクラポーク」をさらにおいしくグレードアップした新たな県産銘柄豚肉なのです。

<甲州富士桜ポークの特徴>

★肉自身のきめが細やかで柔らかい食感

★口の中でとろける脂肪の質

★保水性が高くジューシーな口当たり

★適度な霜降りが入っている

★ボリューム感のあるロース

 

Cave de ワイン県やまなしでは「甲州富士桜ポーク」を使った「生ハム」「リエット」「ソーセージ」「肩ロースのグリエ バルサミコソース」を提供しております。グリエはランチでも大好評です!

日本酒の愉しみ方 ~温度~

日本酒の楽しみ方 ~温度について~

 

冷酒から熱燗まで、幅広い温度帯で愉しむことが出来る日本酒。

実は、温度ごとに情緒のある名前が付けられています。

<冷>

  • 5℃:雪冷え
  • 10℃:花冷え
  • 15℃:涼冷え

<燗>

  • 30℃:日向燗
  • 35℃:人肌燗
  • 40℃:ぬる燗
  • 45℃:上燗
  • 50℃:熱燗
  • 55℃:飛び切り燗

 

~日本酒のタイプ別 おすすめの温度~

 

・キリッと辛口タイプ(本醸造、生酒など) 5~10℃

・香り高い華やかタイプ(大吟醸など) 10~15℃

・コクのあるタイプ(山廃、無濾過生原酒など) 18~20℃

 

 

~寒い冬は燗酒を愉しみたい!~

温めても美味しく飲めるのは日本酒の特権!

温めていくことで原料である米の存在感が引き立ち、味わいはよりふくよかに。香りも豊かに広がります。

しかし熱すぎると香りは感じられにくく、ぬるめのほうが甘やかさや風味がわかりやすい。

アルコールの強さを感じたいという方は飛び切り燗まで温めるのがおススメ◎。

 

冷やして飲んだ方が美味しい!と思っていたお酒も、人肌やぬる燗にすることでまた違う香りと味の表情を見せてくれます。

季節やシーンに応じて、お好みの温度帯・組み合わせを探してみてくださいね。

日本酒の楽しみ方

燗酒におすすめの日本酒

~お燗でも美味しい、やまなしの日本酒~

凍えるような寒い日、温かいお燗酒は心も身体もホッとします。

やまなし県では様々なタイプの日本酒が造られていますが

今回はその中でも“お燗で美味しい”日本酒を紹介します。

〇萬屋醸造店 春鶯囀 純米酒

口あたりが柔らかく、後味はキレが良い飲み飽きしない食中酒です。

落ち着いた蒸米の香りに、ナッツや梨の香りが感じられ、米の旨味とやさしい甘味が余韻に残ります。

湯せんで40度程に温めると蒸米の香りが豊かに広がり、旨味とコクが増し、全体的にボリューム感のある印象となります。

<おススメのペアリング>

〇ほうとう鍋

冬はやっぱりお鍋がいいですね!

やまなしのソウルフード“ほうとう鍋”はもっちりとした食感の麺を

具材と一緒に鍋で煮るだけのお手軽料理。

根菜、きのこ、お肉にカボチャ、お好みの具材をたっぷり入れて

やさしい味噌の風味でいただきます。

お燗酒が具材と味噌の旨味を一層引き立て、風味豊かなペアリングとなります。

*ほうとう各種好評発売中!

やまなしジビエ

狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉や料理のことをフランス語でジビエといいます。

ジビエの種類としては鹿やイノシシ、野ウサギ、キジ、ハトなどがあります。

フランスでは狩猟の解禁期間が決まっているため、ジビエは秋冬限定のごちそう。

一方山梨県では、鹿は通年捕獲でき、秋冬とはひと味違う夏ジビエも味わえます。

 

日本では近年、ニホンジカなどによる農作物被害が深刻化しており、山梨県でもニホンジカを捕獲してジビエ料理に活用しようという動きが盛り上がってきました。

県は2017年度、狩猟や有害駆除などで捕獲された野生のシカ肉に、安全性などのお墨付きを与える「やまなしジビエ認証制度」を設けています。

 

Cave de ワイン県やまなしでは、「吉田うどん 鹿肉のラグーソース(ランチメニューにも有り)」「鹿肉のハンバーグ 赤ワイン煮込み」「やまなしオイルフォンデュ」とお料理のバリエーションも豊富。フランス料理に源流をもつジビエには、やはりワインが欠かせませんので、お料理に合わせたワインもご用意しております。

 

*12/22、23、24限定のクリスマスコースのメインのお料理として

「鹿ロースのロースト グランヴヌール」をワインと共にペアリングメニューとしてお楽しみいただけます。

 

鹿肉は高たんぱくで低脂質なヘルシー食材。臭みもないので食べやすいお肉です。

この冬はおすすめの「やまなしジビエ」をぜひCave deワイン県やまなしで味わってみてください♪

~ジビエ料理に合うワイン~

~ジビエ料理に合うワイン~
山が豊かなやまなし県では、鹿やイノシシなどのジビエを食する習慣があります。ジビエは風味と旨味が豊かで、栄養価の高い冬の御馳走。今回はジビエ料理とワインのペアリングを紹介いたします。

【東晨洋酒 山ソービニヨン】
1990年に山梨大学にて「ヤマブドウ」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」との交配により生まれた「山ソービニヨン」を使用した赤ワイン。
カシスやブルーベリーを思わせる果実香に、品種由来のスパイス香や樽熟成によるバニラやロースト香が調和します。
しっかりとした酸味は赤身肉などの旨味のある食材とは好相性で、スパイスの香りはジビエの野性味をより引き立ててくれます。18℃程で大ぶりのワイングラスで、お楽しみください。

【くらむぼんワインN カベルネ・ソーヴィニヨン】
上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを天然酵母で醸し、樽熟成をした凝縮感のある力強い味わいの赤ワインです。ジビエ料理にブラックペッパーなどのスパイスをしっかりと効かせて仕上げるとより良い相性が楽しめます。

<Cave deワイン県風ペアリング>
【鹿肉のロースト ベリーのソース】
野性味のある鹿肉の風味をシンプルに、しっかりと感じていただけるお料理です。果実感とスパイスの香りが調和するワインに合わせて、ベリー系のジャムを使ったソースを添えるとより一層風味豊かな相性となります。