コラム

甲州富士桜ポーク

山梨県は牛肉と並び豚肉の生産が盛んな地域です。

「甲州富士桜ポーク」は、山梨県の畜産試験場の研究開発によって生み出された山梨県産銘柄豚です。

 

<誕生までのエピソード>

昭和34年に山梨県が相次ぐ台風で大きな被害を受けた際、アメリカ・アイオワ州に住む米軍曹長のリチャード・トーマス氏の尽力により、35頭の種豚、飼料用とうもろこし1500トンが復興支援として贈られました。これをきっかけにアイオワ州と山梨県は姉妹県州となります。

アイオワ州から導入した種豚を元に1990年にはランドレース種系統の「フジザクラ」が、2012年にはデュロック種と黒豚のバークシャー種を掛け合わせた「フジザクラDB」が、それぞれ開発されました。2013年にこの2種を交配させて誕生したのが「甲州富士桜ポーク」です。

「甲州富士桜ポーク」は「フジザクラDB」のきめが細く柔らかな肉質や上質な脂肪という優れた特性を受け継ぐ、「フジザクラポーク」をさらにおいしくグレードアップした新たな県産銘柄豚肉なのです。

<甲州富士桜ポークの特徴>

★肉自身のきめが細やかで柔らかい食感

★口の中でとろける脂肪の質

★保水性が高くジューシーな口当たり

★適度な霜降りが入っている

★ボリューム感のあるロース

 

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